環境配慮型水処理/高性能中性無機凝集剤
ゼロシステム
NETIS登録番号:HK-190002-A
特許第4913010号

水処理装置

水処理装置TOP 凝集沈降装置 pH中和装置 固液分離装置 ろ過装置 脱水装置 付随装置

凝集沈降装置

ゼロシステム

特 長
ラインナップ
各部名称/仕組み
稼働状況/工法比較

稼働状況

住宅地などの狭い現場で威力を発揮!!

当該工事は下水道工事において推進到達縦坑の掘削に伴ない発生する濁水を処理するものです。現場は住宅街に位置し道路幅も狭く、また複合する交差点近くでの施工のため、濁水処理設備を設置するスペースがありませんでした。そのため150mはなれた現場事務所の敷地内のごく限られたスペースに装置を設置し、発生箇所釜場からポンプにて装置本体まで送水⇒濁水の処理を行いました。
ゼロシステム実動試験を実施
1.
原水汚濁度は16372mg/Lと高濃度であった為、凝集剤投入量を標準添加量の1.25倍の250ppmとしました。
凝集剤250ppm投入
[一次攪拌槽]
2.
凝集して分離した水とフロックが次槽の一次沈殿槽に流れ込みます。
二次攪拌槽の様子
[二次攪拌槽]
 
4.
目視においても非常に清澄性が高く、処理水汚濁度も2mg/Lとなり好結果となりました。
濁度2mg/l
[二次沈殿槽]
3.
上水が澄んでおり、汚濁度も12mg/Lとなり、良好です。
凝集剤250ppm投入
[一次沈殿槽]
5.
住宅地であるため雨水枡から下水への放流となりますが、排水基準を十分充たしており問題はありません。
排水基準を充たしている為、下水への放流
[二次沈殿槽⇒排水]
実稼動においても処理水汚濁度は凝集剤の机上、実験とほぼ同等の結果を得られました。このことから処理機本体『NWC-60型』は凝集剤の凝集沈降作用を無駄なく引き出していると考えられるため、装置全体の効果も高いということがわかります。
濁水発生量、性状、また要求される排水基準等により処理能力に変動が生じます。

従来工法との比較

水処理装置(凝集沈殿装置):「NWC-60型」と一般汎用機(シックナー)との比較

 
従来工法との比較
 
  従来機※1
長 さ 3,500 mm 7,850 mm
2,000 mm 2,500 mm
高 さ 2,000 mm 2,500 mm
処理量 ※1 30〜90 t/h 50〜100 t/h
出 力 3.3 kw 5.85 kw
重 量 2.0 t 6.8 t
※1:一般汎用機(シックナー)の特徴。機械により性能は異なります。
凝集剤:天然鉱物「ピュアウォーター」と従来工法の無機系(PAC)や有機系(高分子)との比較です。
比較項目
従来工法(PAC+高分子)  
設 備 省スペース 広いスペース必要
設置面積は従来の約1/3〜1/5程度
pH調整 調整不要
(原水が中性の場合)
調整必要
PACはpH3〜4のため酸性が強い
スラッジ
(排出汚泥)
再利用可
(原水に重金属類等を含まない場合)
再利用不可(産廃)
建設汚泥再利用技術基準(案)
スラッジ性状 サラサラ(粘性低い) ベタベタ(粘性高い)
粘性が高いと脱水性が悪い
過剰添加 問題なし 処理水が白濁
添加量の調整 簡易(一剤) 煩雑(二剤)
PAC、高分子の二剤をそれぞれ適正に調整する必要がある
取り扱い 容易(誰でも扱える) 困難(専門知識を有する)
高分子には劇物を含むものもある
環境への安全性 高い 低い
自然由来の天然鉱物(貝殻、珊瑚、海藻類等の化石粉末)
生体への影響 無し 有り
PACは神経系疾患に影響、高分子は魚類等のエラに詰まり窒息死の恐れ
企業イメージ 向上
各地域の漁協などによってはPAC、高分子を禁止しているところもある
コスト 低減
イニシャル、ランニングコスト低減でトータル的にコストダウン
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